真菌群がもたらす病気と対処法について
真菌というのは、人の体に付着することによって、水虫やカンジダなど、さまざまな症状を起こすことがある感染症に繋がるものなのです。
皮膚科領域で扱われることが多いと考えられていますが、内科でも専門的に扱うことがあります。
ここでは、代表的な水虫とカンジダについて触れます。
水虫は白癬菌、カンジダはカンジダ菌というものが感染することによって起こるものです。どちらも真菌に分類される菌です。
体調の変化によって感染から症状を呈することがあるカンジダ。
一方、白癬菌は生活習慣によって増殖が成されるという特徴があります。どちらも患部が腫脹したり、水泡ができることがあります。
不快症状をきっかけに病院を受診して、そこで診断されるという場合が多いのではないでしょうか。
皮膚科領域では患者の割合の10%以上が、こうした真菌群の感染症で来院するといわれるほど、多くの人が悩んでいるものなのです。
治療は継続的に行うことが、真菌にとっては一番のダメージとなります。
抗真菌薬を利用することによって、ケアすることができます。
生活の中で二次感染を起こさないようにする配慮も必要です。
どちらの病気も感染させてしまうというリスクが存在することは知っておくべきです。
身近に起こる性交渉による性病の感染
性病は不特定多数と性交渉をしている人にしか感染しない、自分には関係ないと考える人が多くいると思いますが、誰にでも感染する可能性があるので注意が必要となります。
自分はパートナーとしか関係がないから大丈夫と思っていても、相手が他の人と性交渉をもてば自分にも性病が移ることも考えられます。
さらに、性病として有名なHIVや梅毒は一定の期間が過ぎないと正確な検査結果を得ることができないため、知らない間に感染している場合もあります。
また、性病といっても性器だけでに症状が出るわけではなく、唇や皮膚、喉、肛門などに症状が現れる事もあり、性病と気がつかない事もあります。
性病として有名ですが、性交渉が原因で発症するとは限らない病気もあります。
カンジダ症や毛ジラミは日常生活の中でも発症する可能性がある病気です。
カンジダ菌は健康な人の体内にも常に存在している細菌なので、性交渉で付着するだけでなく不潔な状態にしていたり、免疫力が低下している場合に発症することもあります。
毛ジラミは性交渉で移る病気ですが、一緒に暮らしている家族は発症した場合に移る可能性も考えられます。
お風呂の際に同じタオルを使用したり、寝具を清潔に保っていないと移る可能性があります。